中日信金、定期預金で食品寄付

2024.03.19 19:08
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贈呈式に出席した冨田理事長とフードバンク愛知の川治竹史理事(右、3月19日、フードバンク愛知、中日信金提供)
贈呈式に出席した冨田理事長とフードバンク愛知の川治竹史理事(右、3月19日、フードバンク愛知、中日信金提供)

中日信用金庫(名古屋市、冨田勝理事長)は3月19日、フードバンク団体に計64万円相当額の食品を寄付した。2023年11月21日~24年1月末に取り扱った、食の絆定期預金残高の0.005%相当額分を同信金が拠出。同残高の累計額は約128億円となり、例年のキャンペーン定期預金の2.5倍となった。


寄付先は、NPO法人の「セカンドハーベスト名古屋」と「フードバンク愛知」。同信金取引先から米や乾麺などを購入し、寄付した。贈呈式で、冨田理事長は「定期預金に賛同いただいた皆さまの思いが食品ととともに、支援を必要とされてる方に届けば」と話した。


23年夏の定期預金キャンペーンでは、金利0.07%(1年)で提供し、約49億円獲得した。今回は金利0.1%(1年)、0.2%(3年)の2種類とした。営業サポート部の五十川裕記部長は「お客さまのフードロスに対する意識の高まりに加え、高金利が多くの獲得につながったのでは」としている。

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