普通預金金利0.02%へ引き上げ 三菱UFJ銀は3月21日、三井住友銀は4月1日から
2024.03.19 16:58
大手行で3月19日、日本銀行のマイナス金利解除決定を受けて、普通預金と定期預金の金利引き上げ発表が相次いだ。
三菱UFJ銀行は3月19日、普通預金の金利を現在の年0.001%から0.019%引き上げ年0.02%にすると発表した。3月20日の祝日を挟んで3月21日から適用する。なお、短期プライムレートは1.475%で不変とした。
三井住友銀行は、同様に普通預金の金利を現在の年0.001%から年0.02%にする。適用開始は4月1日とした。
定期預金についても引き上げる。三菱UFJ銀は3月21日から、 期間1カ月・3カ月・6カ月・1年はそれぞれ0.002%を0.025%に、同3年は0.002%を0.15%、同5年は0.07%を0.20%、同7年は0.10%を0.25%、同10年は0.20を0.30%にする。引き上げ幅は0.023~0.10%となる。
三井住友銀は、定期預金についても金利の引き上げを予定しているとし、改定後の金利と適用開始日は、確定次第発表するとした。
(定期金利預金の引き上げについて追加しました。2024年3月19日17:35)
(三井住友銀の普通預金金利引き上げについて追加しました。2024年3月19日17:55)
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に