伊達信金、室蘭工大と協定 農業主体に地域活性化
2024.03.15 18:16伊達信用金庫(北海道、舘崎雄二理事長)は3月19日、室蘭工業大学(北海道室蘭市)と、伊達市の地域活性化に関する「連携協定」を結ぶ。基幹産業である農業の生産性向上に向け協働する。
同信金は、地元農家へのICT(情報通信技術)導入支援やICTによる効率的な栽培技術確立に向けた実証試験を展開。室蘭工大も伊達市での農業技術革新を目指し、内閣府の研究開発事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」に取り組んでいることから連携を決めた。
伊達市や周辺地域において、今後のデジタル変革による新たな未来社会「Society 5.0(ソサエティー5.0)」を具現化するための戦略策定や、SIPの取り組みを持続可能にするための投融資などで協働する。
当日の協定締結式には、伊達信金の舘崎理事長と室蘭工大の空閑良壽(くが・よしかず)学長が出席する。