お別れの会、故山口・元川口信金理事長 550人が参列

2024.02.26 18:57
お別れの会
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金庫を代表して挨拶する木村理事長(右、2月26日、ロイヤルパインズホテル浦和)
あいさつする木村理事長(右、2月26日、ロイヤルパインズホテル浦和)

川口信用金庫は2月26日、ロイヤルパインズホテル浦和で2023年12月13日に死去した山口泰男元理事長のお別れの会を開いた。大野元裕埼玉県知事、奥ノ木信夫川口市長など地元政財界に加え、金融業界からは全国信用金庫協会の大前孝治名誉会長や御室健一郎会長、信金中央金庫の柴田弘之理事長、埼玉県内信金役員、川口信金総代やOBら約550人が献花に訪れた。


献花会場では、川口信金の木村幹雄理事長が、故人の入庫以来63年にわたる功績を紹介。「強力なリーダーシップを発揮し、〝お客さま・会員・地域社会、金庫、職員よし〟の経営により1兆円信金に育てた」と感謝。「3月1日に創立100周年。故人は誰よりもその日を楽しみにしていた。お祝いの日を一緒に迎えることができずに仕方がない」と惜しんだ。


また、故人が残した最後の言葉「わが人生に悔いなし。楽しい人生であった。これまでの全ての出会いに感謝。ありがとう」を代読した。



故人ゆかりのパネル展示なども実施した(2月26日、ロイヤルパインズホテル浦和)
故人ゆかりのパネル展示なども実施した(2月26日、ロイヤルパインズホテル浦和)

別室には、故人のプライベート、信金業界、川口信金、法政大学で残した功績やゆかりの品を紹介するパネル展示なども実施。故人が法政大時代に箱根駅伝でエース区間を走ったシーンの写真など、参列者は思い出の品などを眺めながら、故人を偲んだ。ご遺族は「改めて本人の偉大さを知ることができた」とコメントした。

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