栃木銀、ビジネスプランコンテスト 5組が最終審査でプレゼン
2024.02.21 19:05
栃木銀行は2月21日、創業者の事業化・販路支援を目的にしたビジネスプランコンテストの最終審査会をライトキューブ宇都宮で開いた。コロナ禍以降4年ぶりのリアル開催となった。応募総数40組から3次審査を通過した5組のファイナリストが6人の審査員の前で最終プレゼンテーションに臨んだ。
最初にSympalの合田圭佑代表取締役が機能性フレッシュドッグフード「MEDIFRESH」を紹介。おいしく、健康的なごはんの提供で犬の健康寿命を延ばす取り組みを紹介した。ソーシャルムーバーの北嶋史誉代表取締役はタクシードライバーの減少とデイサービスの送迎車をライドシェアするサービスで社会課題を解決する事業をプレゼンした。
デーリィーファーム富士山の髙橋雄幸代表取締役は生乳生産全国2位の栃木県で地域資源を活用したチーズ造りに挑む姿を紹介。tomokimonoの阿部智子CEOはタンスの肥やしと化した着物をアートなど魅力的な商品にアップサイクルする事業を発表した。LEANの立道友緯代表取締役はLINEでスポーツ選手が体調を入力することで監督などと体調を共有しケガを防ぐサービスをプレゼンした。
最優秀賞にソーシャルムーバー、優秀賞にLEAN、特別賞にSympalが選ばれた。黒本淳之介頭取は「活躍が期待される起業家のビジネスプランを社会実装しスケールアップしていくことが重要」とコンテストの意義を話した。