日銀福岡支店、九州・沖縄の景気判断 2カ月連続で据え置き
2024.02.21 18:24
日本銀行福岡支店は2月21日、2月の九州・沖縄の金融経済概況を公表した。全体判断は「着実に回復している」と2カ月連続で据え置いた。
主要7項目のすべての判断も据え置いた。家計の支出行動で底堅い動きが続いているほか、公共投資が高水準であることなどを踏まえた。
先行きについて、大山慎介支店長は「公共投資の推移や一部メーカーの工場稼働停止による製造業の生産活動への影響、設備投資の修正状況が重要」と話した。
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