高知信金、4月に「アニクリ祭」 経済効果創出へ注目

2024.02.20 12:47
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高知アニクリ祭2024の記者発表会に臨む山﨑理事長(左から4人目)と関係者(2月19日、高知信金第1センター)
高知アニクリ祭2024の記者発表会に臨む山﨑理事長(左から4人目)と関係者(2月19日、高知信金第1センター)

高知信用金庫(高知県、山﨑久留美理事長)が官民連携事業として取り組む「高知アニメクリエイター祭(アニクリ祭)2024」が4月20、21日に高知市内の多目的施設・高知ぢばさんセンターで行われる。


2022年1月から高知県の産業振興計画に沿って進められている「高知アニメクリエイタ―聖地プロジェクト」の一環。アニメ産業を高知に定着させ、雇用などさまざまな経済効果を創出する一大事業として注目を集めている。同信金は資金面だけでなく士業やコンサルタントなどと連携したアニメクリエイターのインキュベートでも支援を強化している。


2月19日に同信金第1センターで記者発表会を開き、高知県や小学館ミュージック&デジタルエンタテイメントなど参画企業の関係者が出席。山﨑理事長は、「アニクリ祭はクリエイターが高知に多く集まるイベント。多くの人にアニメの仕事を知っていただく機会にしたい」と述べ、高知におけるアニメ産業の集積化に期待感を示した。


22年11月には高知市、南国市、須崎市で前哨戦として実施したアニクリ祭〝プロジェクトゼロ〟を開催し盛況だった。本開催となる今回のアクニリ祭2024では、高知アニメクリエイターアワードを開催し、23年10月~24年2月に公募したショートアニメーションの優秀作品を表彰する。すでに国内外から約120のアニメ作品の応募があったという。賞金総額は最大3000万円。ほかにもクリエイター交流イベントやアニメファンイベントも開催。それぞれ入場無料で2日間の来場者数は約1万5000人を想定している。

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