青森銀・青い森信金・青森県信組、J-クレジット贈呈される EV利用によるCO2削減で

2024.02.13 19:08
脱炭素
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J-クレジット証書を受け取った青森銀の松橋常務執行役員(左、2月13日、五戸町役場)
J-クレジット証書を受け取った青森銀の松橋常務執行役員(左、2月13日、五戸町役場)

青森銀行、青い森信用金庫、青森県信用組合は2月13日、電気自動車(EV)のカーステーションを運営する小坂工務店からEV利用によって削減した二酸化炭素(CO2)削減相当量として、それぞれCO2を1トン削減できるJ-クレジットを贈呈された。


3機関の三沢支店の駐車場スペースの一部は、EVカーシェアステーションをそれぞれ設置。EVは日産自動車製のLEAF(リーフ)で、平日8~18時は各支店の営業車両として利用。それ以外の時間帯は地域住民が利用できる。


小坂工務店は、五戸町の森林47ヘクタールで、森林保全活動を行い、青森県では初めてJ-クレジットを認証された。2022年度に認証されたクレジット量は165トンで、その一部を贈呈した。地元産J-クレジットを使った環境保全活動を広めることで、環境に配慮した建設物の拡大が狙い。



J-クレジット進呈式に参加した関係者(2月13日、五戸町役場)
J-クレジット進呈式に参加した関係者(2月13日、五戸町役場)

青森銀行の松橋義昭常務執行役員八戸地区営業本部長は「取引先に対し、CO2削減に向けた取り組みを支援するだけでなく、当行も率先してCO2削減に取り組み、自然環境に配慮した事業活動を進めていきたい」と話した。

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