Siiibo証券、新興IFA「JAM」と提携 社債販売チャネルを拡大
2024.02.01 20:56
社債専門のインターネット証券「Siiibo(シーボ)証券」は、独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)経由で販売チャネルを広げる。2月1日にNEC傘下のIFA法人で金融商品仲介業者「Japan Asset Manegement(JAM)」と提携した。金融商品仲介業で委託するIFAは4社目となり、今後も提携先は拡大する方針だ。
シーボ証券が発行・販売を手掛ける主力商品は定期的に中途換金が可能な「定期社債」だ。これまで金利2~7%台で年限は2~4年の社債を取り扱ってきた。1口あたり金額は50万~300万円程度。IFAが提案するポートフォリオに円建て債券の一つとして、定期社債の取り扱いを広げたい考え。
JAMの堀江智生社長は「ドル建て債を持っている顧客が多いため、円債への投資ニーズはある」と話す。ただ、国内では低利回りの商品が多く、投資妙味のある債券は乏しいため、シーボ証券を通じて上場企業の社債を取り扱いたい考え。
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