山梨中央銀、ベトナム親善協会の事務局に 民間交流を促進
2024.01.30 18:36山梨中央銀行が事務局を務める山梨県ベトナム親善交流協会は1月30日、甲府市内で設立総会を開いた。県内企業の人材受け入れニーズへの対応や、産業・貿易の促進を担う。
同行元頭取(現相談役)で甲府商工会議所会頭の進藤中氏が、発起人代表を務めた。49社・団体が参加した総会で、進藤氏は「中小事業者であっても外国との関わりを考えざるを得ない時代。ベトナム人就労者は県内経済を支える大きな存在」と強調。協会として、山梨県経済が抱える課題の解決をリードする考えだ。
山梨県は2023年9月にベトナム・クアンビン省と姉妹友好県省を締結。同協会は民間レベルでの交流促進を目的に設立された。県内金融機関では同行のほか、山梨信用金庫、山梨県民信用組合が参画している。
今後は、3月にファム・クアン・ヒエウ駐日越国特命全権大使による講演会を山梨県と共催する。また、山梨中央銀と山梨県経営者協会が5月に実施するベトナム・ホーチミン市、クアンビン省、ハノイ市への視察についても支援する予定。
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