七十七銀、バイヤー選定のアワードで3社に記念品
2024.01.30 18:35
七十七銀行と宮城県は1月30日、「おいしい山形・食材王国みやぎ新商品アワード2023」の贈呈式を宮城県庁で行った。同アワードは、2023年10月に開催された食のビジネス商談会に出展した企業の新規開発商品を対象に、バイヤーによる投票で選定し表彰するもの。山形県、宮城県で計6品が選ばれ、宮城県では3社に表彰楯などの記念品を贈った。
同商談会は、宮城県、山形県、七十七銀行、山形銀行、やまがた食産業クラスター協議会で構成する「宮城・山形合同商談会実行委員会」が07年から毎年、両県で交互に開催。23年度は10月に仙台市で開かれ、納入企業90社(宮城県52社、山形県38社)、仕入れ企業(バイヤー)75社が参加。商談件数は448件で、当日の成約件数は8件。
アワードは、食品製造事業者の魅力ある商品を掘り起こし、販路開拓に寄与するため21年度に創設され、今回が3回目。「地域食材の活用度」「商品の新規性」「SDGs(持続可能な開発目標)に関連した取り組み」などポイントに選定している。

実行委員長を務める橋本和博・宮城県農政部長は、「いずれも県産食材を活用されており、素材の特色が最大限引き出されるようにつくられている」と受賞者をたたえた。受賞した商品は以下の通り。
【宮城県】「宮城県産小麦のパンケーキミックス」(菅野食品)、「デリシャストマト紅白ゼリーセット」(デリシャスファーム)、「ホタテチャウダー」(ヤマナカ)。
【山形県】「100%ピーナッツペースト」(農業組合法人いずえむ)、「山形県産瞬間冷凍フルーツ」(東根農産センター)、「山形県産プレミアムさくらんぼジェラート」(ビックエフ照会)。
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