山口ＦＧ、14日に臨時取締役会　前会長への対応決定

2021.10.11 16:40

コンプライアンスガバナンス

山口フィナンシャルグループ（FG）は、10月14日に開く臨時取締役会で吉村猛前会長グループCEOに関する対応方針を最終審議する。山口FGは、社内調査本部を設置。告発の内容について9月末までに調査を完了。取締役会で精査してきた。

10月7日の臨時取締役会で調査に基づいて協議したが、対応が決まらず継続審議となっていた。

吉村氏は、十分な社内合意を得ないまま進めたことを6月25日の取締役会で指摘され、会長グループCEOを事実上解任。代表権のない取締役となっている。社内調査本部は、告発文にあった吉村氏の「新たな銀行設立に関する事業・人事」「特定コンサルタントへの報酬の妥当性」を中心に調査した。

14日に再び審議し、山口FGとしての方針を最終的に決定する。その後、詳細を説明するため記者会見を開く可能性もある。

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