秋田銀、キャッシュレス決済導入を支援 秋田市の窓口手数料

2021.10.11 13:02
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秋田銀行は10月11日、グループ傘下の秋田国際カードと秋田ジェーシービーカードと連携し、秋田県秋田市の窓口にキャッシュレス決済手段を提供した。これにより、秋田市窓口での手数料の支払いで非現金決済が利用可能となった。


自治体窓口のキャッシュレス決済対応を支援するのは同行グループで初めて。クレジットカードと電子マネー、QRコードの決済手段に対応した端末「stera terminal」(三井住友カード提供)と、データ集計・管理を行うアプリ「POS+」を組み合わせた。


秋田市では、デジタル化への対応や現金収受による新型コロナウイルスへの感染リスクを軽減する狙いがある。窓口や会計などの事務面においても「現金を数える作業時間が減れば、効率化につながる」(市民課)と期待する。


デジタル化の進展とコロナ禍を背景に、需要が高まっているキャッシュレス決済。自治体窓口への導入は市民サービスの向上にもつながるため、同行は「県内の他自治体へ広げていくことを検討している」(営業企画部)という。

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