横浜銀、環境型私募債で寄付
2023.12.22 20:10横浜銀行は環境型の私募債を通じ、地域の脱炭素の取り組みを後押ししている。12月22日、「<はまぎん>脱炭素私募債~森と水源を守る~」「<はまぎん>カーボンオフセット型私募債~横浜ゼロ~」について、上期の取扱総額を踏まえてそれぞれ寄付したと公表した。
脱炭素私募債は、2023年4月から9月発行分で取扱総額40億9000万円の0.1%相当額409万円を神奈川県の「水源林整備費指定寄附金」に寄付した。同私募債を通じた寄付は今回を含め752万円となった。
カーボンオフセット型は、発行額の0.1%相当額のカーボンクレジットを購入し、同行が寄付するもの。神奈川県にJクレジット(数量330トン・132万円相当額)を、横浜市には非化石証書(数量264万キロワット時・132万円相当額)を寄付した。これまでに同私募債の取扱総額は26億4000万円。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から
- 筑波銀美浦支店、競走馬への融資に挑戦 事業性融資11%超伸長