日銀、国債〝買い過ぎ〟影響分析 保有70%超で市場取引減

2023.12.16 04:50
日本銀行 国債 調査・統計
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
日本銀行は、大規模金融緩和による国債買い入れについて、「日銀保有比率」の上昇が市場機能の低下に作用していたことを示す独自の分析結果を明らかにした。12月4日に開いた「金融政策の多角的レビュー」のワークショップで報告した。「連続指値オペ」といった人為的かつ強硬的な金利抑制策が、取引量の減少やイールドカーブ(利回り曲線)の歪みを助長させ、国債...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

日銀、政策金利を据え置き 賃上げ基調の持続性「もう少し確認」
米関税の影響について説明する植田総裁(10月30日、日銀本店)
【BOJウオッチャーに聞く⑫/総括】植田日銀2年半、任期〝折り返し点〟の評価と課題
おくやみ 藤原作弥氏が死去 元日本銀行副総裁
日銀、不動産価格高騰を注視 増勢融資に〝市況変動リスク〟 

関連キーワード

日本銀行 国債 調査・統計

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)