三井住友信託銀福岡支店、高専生向け金融教育 メディア総研と初タッグ

2023.11.30 19:53
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オンラインで高専生と交流を深める登壇者(11月30日、福岡市内)

三井住友信託銀行福岡支店(白岩啓孝執行役員支店長)は11月30日、メディア総研(福岡市)と高等専門学校生に向けた「高専生向けキャリアディin九州・沖縄・山口 ―社会人の仕事と生活を考える―」をオンライン形式で初開催した。高専生約60人が参加し、社会人の仕事とお金について理解を深めた。


同行福岡支店は、4月に地域課題の解決を目指した「九州地域共創プロジェクトチーム」を創設。その一環として、理系人材の就職イベント企画に強いメディア総研とタッグを組み、接点が少なかった高専生向けの金融リテラシー向上施策を独自に立案した。就職活動を控えた高専生に、社会人の仕事内容とお金などの生活面を考える機会を創出するため、当日は九州旅客鉄道(JR九州)と九電工の社員も登壇した。


セミナーは2部構成。1部は、同行「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」の丸岡知夫所長が「いま知りたい!高専生のマネー入門 みなさんの『ミライ』と『お金』」をテーマに講演した。将来必要になるお金や若い世代の家計の内容などを解説。また、貯蓄の手法や新NISA制度など資産形成について丁寧に説明した。丸岡所長は「人生100年時代となり、社会に出てからのライフプランを実現するためには自分で考えることが必要だ」と呼びかけた。



資産形成の重要性について語る丸岡所長(11月30日、福岡市内)

2部では、JR九州と九電工の社員が仕事内容について座談会を開いた。

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