新「はばたき信組」スタート、新潟県の3信組が合併
2023.11.20 12:08
新潟県のはばたき信用組合(宇野勝雄理事長)、三條信用組合(佐藤一正理事長)、新潟鉄道信用組合(小林義孝理事長)は11月20日、対等合併して「はばたき信用組合」として新たにスタートした。はばたき信組が存続信組で、理事長には宇野氏が就任した。同時に、新本店がグランドオープンした。
発足時点の役職員は161人。新潟鉄道信組本店は、はばたき本店に統合され、店舗は18カ店体制となった。2023年3月末の3信組合算の預金残高は1629億9900万円で新潟県内3位。貸出金残高は881億7100万円で県内2位に浮上した。
合併を機に、同信組の営業区域は新潟市南区、西蒲区が加わり、同市全域に拡大した。また、三条市や燕市、加茂市、田上町が営業区域となった。
当日は、北村信・全国信用協同組合連合会理事長、青木均・新潟財務事務所長らを招いてテープカットなどのセレモニーを行った。宇野理事長は体調がすぐれず、赤塚義廣副理事長が代行した。宇野氏は「3組合の営業基盤と経営資源とを統合して地域金融機関としての総合力を強化し、地域のお客さまへの利便性の向上に、より一層寄与していく」とのコメントを寄せた。
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