山梨県民信組、本店建て替えに着手 24年2月にも一時移転開始
2023.11.17 18:47
山梨県民信用組合(甲府市、南邦男理事長)は、2024年5月から本店の建て替え工事を始める。現在の建物は老朽化が進んでおり、耐震強度などの観点から改修する必要が生じたため、新築することを決めた。新本店は2026年5月に完成する見込み。
24年2月の2回の連休を利用して廃止店舗も含む市内3カ店(青沼支店、旧南口支店、旧酒折支店)に本部機能を移転させる。ゴールデンウイーク中に本店営業部を現本店付近の賃貸ビルへ移した後、解体工事を開始する予定。
本店の北側を通る国道52号線が、甲府市の耐震改修促進計画上の避難路に指定されており、耐震工事などの必要が生じた。補強工事も検討したが、いったん解体することを決定。新店舗はセミセルフ型店舗とする構想で、南理事長は「IT・DX技術を駆使した店舗にする」と語る。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%