山梨県民信組、本店建て替えに着手 24年2月にも一時移転開始

2023.11.17 18:47
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解体工事に向けた調査に伴い、本店入り口付近には外壁落下対策設備(建物下部の白い覆い)が設置されている(11月14日)
解体工事に向けた調査に伴い、本店入り口付近には外壁落下対策設備(建物下部の白い覆い)が設置されている(11月14日)

山梨県民信用組合(甲府市、南邦男理事長)は、2024年5月から本店の建て替え工事を始める。現在の建物は老朽化が進んでおり、耐震強度などの観点から改修する必要が生じたため、新築することを決めた。新本店は2026年5月に完成する見込み。


24年2月の2回の連休を利用して廃止店舗も含む市内3カ店(青沼支店、旧南口支店、旧酒折支店)に本部機能を移転させる。ゴールデンウイーク中に本店営業部を現本店付近の賃貸ビルへ移した後、解体工事を開始する予定。


本店の北側を通る国道52号線が、甲府市の耐震改修促進計画上の避難路に指定されており、耐震工事などの必要が生じた。補強工事も検討したが、いったん解体することを決定。新店舗はセミセルフ型店舗とする構想で、南理事長は「IT・DX技術を駆使した店舗にする」と語る。

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