新潟財務事務所、3信組に合併認可書交付 20日から「はばたき信組」
2023.11.17 17:25
関東財務局新潟財務事務所は11月17日、新潟県のはばたき信用組合(宇野勝雄理事長)と三條信用組合(佐藤一正理事長)、新潟鉄道信用組合(小林義孝理事長)の合併を認可し、青木均・新潟財務事務所長が3信組の代表に認可書を手渡した。
3信組は11月20日に「はばたき信用組合」として対等合併する。存続信組は、はばたき信組。合併後の理事長は宇野理事長が務める。2023年9月末合算で、預金1678億円、貸出金856億円。預金は県内信組で3番目の規模となる。
合併に伴い、新潟鉄道信組の本店は、はばたき信組の本店に統合する。発足時の店舗数は18カ店。役職員数は161人。
はばたきと三條の2信組は、22年4月に合併を発表。23年4月に新潟鉄道信組が合流する形で基本合意した。認可書を受け取った、はばたき信組の赤塚義廣副理事長は「各信組の長所を生かし、職員一丸となって地域経済の発展に貢献したい」と述べた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%