商工中金の4~9月期決算、純利益43%減 与信費用の増加が重しに

2023.11.16 18:24
決算 不良債権
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
23年4~9月期決算に関して説明する関根社長(11月16日、商工中金本店)
商工組合中央金庫が11月16日に公表した2023年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比43%減の84億円だった。148億円にのぼる与信費用の計上が重しとなった。足元で同費用は増加傾向にあり、「リスク要因として注視している」(関根正裕社長)。予防的引き当ての継続と事業再生支援に注力する考えを示した。
商工中金単体での業績は、本業のも...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

商工中金、“完全民営化”へ大きな一歩 9割は自己株買いと判明
商工中金、政府売り出しの自社株式 取得後に取引先へ売却を検討
児玉 幸治氏が死去 元商工組合中央金庫理事長
財務省、商工中金株の入札結果公表 政府保有分は全て落札 全株売却で民営化へ

関連キーワード

決算 不良債権

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)