埼玉県信金、28信金と食のECサイト 販売額一部を寄付へ
2023.11.15 18:41
埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は11月15日~2024年2月14日、食品のEC(電子商取引)サイト「≪さいしん≫特産品オンラインショップ~粋~」を開催している。同信金と全国28信用金庫が推薦する事業者が扱う80の特産品を出品。お歳暮・お年賀など冬のギフト市場を軸に対象業者の販路拡大を支援する。
ECサイトはこれまでに5回開催。肉、海産物・水産物、農産物・乳製品、麺類、スイーツ・お菓子、果実・ジャム、飲料、調味料といった計500品超が出品され、1万1600個の販売につながった。
今回から、売り上げの一部を埼玉県社会福祉協議会が管理する「こども食堂・未来応援基金」に寄付する。
寄付は、同信金が22年7月に埼玉県、県社協、さいしん福祉財団と結んだケアラー(介護者)支援の協定に基づくもの。11月が県のケアラー月間のため、ヤングケアラーなど困難を抱える子供たちを支援する同基金への寄付を企画。食品の購入者・出品者、運営事業者、信金が一丸となり、ケアラ―支援に取り組む。24年2月下旬~3月上旬に寄付する予定。
≪さいしん≫特産品オンラインショップ~粋~(サイトはこちらをクリック)
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、伴走人材の育成が軌道に 「業種別支援」広がる
- 地域銀、公金手数料で合意相次ぐ 約200団体が引き上げ承諾
- 地域銀23年9月末NISA口座数 業態トップは福岡銀、北洋銀 西日本シティと常陽が上昇
- 横浜銀、行内ChatGPT導入 生成AI活用で生産性向上へ
- 太田純・三井住友FG社長が死去 当面は中島副社長が代行
- 定期預金金利引き上げ 信金・信組、農協も 地域銀は6割が改定
- 金融庁、保全先の支援不足に警鐘 改善・再生へ監督強化
- 埼玉県信金、取引先のDXを支援 体験会に累計2000社
- 金融庁、外貨調達費の税負担軽く 損金算入制限見直し要望
- 外貨建て保険業績評価 地域銀、半数「見直し」 金融庁の指摘が影響