三井住友信託銀、米バイオ関連に出資 予防ワクチン開発へ
2023.11.08 19:54
三井住友信託銀行は11月8日、米国に本社を置くバイオテクノロジー企業のVLPセラピューティクス(VLPT)にインパクトエクイティ投資を実行した発表した。がんに対する治療ワクチンとマラリア、デング熱など、感染症に対する予防ワクチンの研究開発を加速させる。
VLPTは2013 年に米国メリーランド州に設立。創業者の赤畑渉社長が開発した独自の VLP(ウイルス様粒子)などの基盤技術を持ち、20年には東京都内に日本法人を立ち上げている。今回の増資による資金は、福岡県久留米市で24~25 年の稼働開始を目指している治験用ワクチン製造拠点(久留米リサーチ・パーク)の整備などに活用する。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に