三井住友信託銀、米バイオ関連に出資 予防ワクチン開発へ
2023.11.08 19:54
三井住友信託銀行は11月8日、米国に本社を置くバイオテクノロジー企業のVLPセラピューティクス(VLPT)にインパクトエクイティ投資を実行した発表した。がんに対する治療ワクチンとマラリア、デング熱など、感染症に対する予防ワクチンの研究開発を加速させる。
VLPTは2013 年に米国メリーランド州に設立。創業者の赤畑渉社長が開発した独自の VLP(ウイルス様粒子)などの基盤技術を持ち、20年には東京都内に日本法人を立ち上げている。今回の増資による資金は、福岡県久留米市で24~25 年の稼働開始を目指している治験用ワクチン製造拠点(久留米リサーチ・パーク)の整備などに活用する。
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