水戸信金、「みと信ちゃん」が目に入らぬか 黄門様イメージの新キャラ
2023.11.06 19:40
親近感と信用金庫らしい情報発信に活躍してもらおうと、水戸信用金庫(茨城県水戸市、飯村次男理事長)は、新イメージキャラクター「みと信ちゃん」(画像)を制定。信金業界のキャラクター「信ちゃん」が、テレビ時代劇でもなじみ深い、江戸時代前期の旧水戸藩主で「水戸黄門」こと徳川光圀公の旅装束に扮するデザインとした。
「みと信ちゃん」は、他信金での「信ちゃん」の出演状況も研究し、総合企画部内で原案を固め、9月までに完成。順次、庫内の書類や物品、一部ダイレクトメールへの印刷、店内装飾などで使用。今後、顧客向けなどにも舞台を広げる。
黄色の頭巾と着物、紫の袖なしはんてんに、竹の杖と印籠(薬入れ)を手にしたおなじみの旅姿。ひげはない。水戸信金のシンボルマーク入り印籠のほか、スマートフォンを手にするバージョンもある。諸国漫遊に、顧客や地域、営業店、他の信金を巡るイメージを重ねた。
若者には古くて新しく、中高年にとっては懐かしい印象、水戸市ならでは――をポイントに「黄門様」のお出ましとなった。
印刷物以外では、ぬいぐるみの製作を検討。当面、従来のキャラクター「アンパンマン」と併用の予定だ。