伊予銀、地域文化活動に助成金 オカリナ協会などへ185万円

2023.11.02 16:57
寄付 社会・地域貢献
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
助成団体に期待の言葉を述べる三好頭取(11月2日、松山市内、伊予銀提供)
助成団体に期待の言葉を述べる三好頭取(11月2日、松山市内、伊予銀提供)

伊予銀行は11月2日、第64回地域文化活動助成制度の助成先を決定し、松山市内で助成金贈呈式を開催した。


高齢者福祉施設や学校への慰問演奏やコンサート開催などを行い、オカリナの魅力を発信するえひめオカリナ協会(松山市)など、音楽や美術、郷土芸能、創作芸能、生活文化の各分野で活動する10先に総額185万円を助成した。


同日の贈呈式で、同行の三好賢治頭取は、近年の同県の人口減少課題に触れ「地域課題解決には、皆さまの地域ならではの歴史や文化の継承活動、いつまでも暮らしたい魅力ある元気な地域づくりがますます大切になる」と、助成団体の活動に期待した。



助成先である大洲藩鉄砲隊が火縄銃等を紹介する様子(11月2日、松山市内、伊予銀提供)
助成先である大洲藩鉄砲隊が火縄銃等を紹介する様子(11月2日、松山市内、伊予銀提供)

同行は同制度を1992年から年2回、愛媛県内で文化活動を継続している団体に対し活動経費の一部を助成し、地域独自の伝統文化の継承や地域生活文化の水準向上に寄与することを目的に実施している。


31年間の助成は、2018年7月の豪雨被災団体対象特別助成15先と747万円を含み、累計1335先へ総額約2億5800万円となった。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

おくやみ 永井 一平氏が死去 元伊予銀行副頭取
伊予銀郡中支店、「米歯ブラシ」開発で伴走 原材料確保に休耕地活用
万博出展期間中にサポートで駆けつけた森本支店長(左から3人目)と日野課長(左から2人目、24年4月、伊予銀提供)
地銀4行、「AIコミュニティ」発足 ヘルプフィールと協業
愛媛県内金融機関、県警と特殊詐欺対策で連携 情報共有へ「埼玉モデル」

関連キーワード

寄付 社会・地域貢献

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)