京都銀、伴走型アドバイザリー業務開始 課題特定から解決まで
2023.11.01 20:20 IMG_0510-のコピー.webp)
京都銀行は11月1日、個人事業主を含む法人顧客の課題特定から解決までをサポートする「伴走型アドバイザリー業務」を始めた。顧客が抱える課題を発掘し、同行本部・支店とグループ各社で連携してソリューションを提供する。
同業務は有償サービス。具体的には、DX(デジタルトランスフォーメーション)や人事制度、経営管理、中期計画関連などに対応。課題は複数化することも想定する。
営業店が相談窓口となり、法人総合コンサルティング部と連携しながらグループ各社の専門性を活用。価格は相対料金とする。
同日、京都総研コンサルティングにグループのコンサル機能を集約した。同行で取り組んできたSDGs(持続可能な開発目標)や事業承継、海外進出支援、人材紹介などの機能を集めた。
今後は、人材マネジメント、IT・DX、脱炭素、販路開拓などにも順次取り組む方針。国や地方公共団体向けコンサルも行う。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、伴走人材の育成が軌道に 「業種別支援」広がる
- 地域銀、公金手数料で合意相次ぐ 約200団体が引き上げ承諾
- 地域銀23年9月末NISA口座数 業態トップは福岡銀、北洋銀 西日本シティと常陽が上昇
- 横浜銀、行内ChatGPT導入 生成AI活用で生産性向上へ
- 太田純・三井住友FG社長が死去 当面は中島副社長が代行
- 定期預金金利引き上げ 信金・信組、農協も 地域銀は6割が改定
- 金融庁、保全先の支援不足に警鐘 改善・再生へ監督強化
- 埼玉県信金、取引先のDXを支援 体験会に累計2000社
- 金融庁、外貨調達費の税負担軽く 損金算入制限見直し要望
- 外貨建て保険業績評価 地域銀、半数「見直し」 金融庁の指摘が影響