みなと銀、姫路市へ300万円寄付 姫路城の記念事業に活用
2023.10.25 18:40
みなと銀行は10月25日、地域振興寄付型「姫路城 世界遺産登録30周年記念ファンド(ひょうごの誇り)」の収益の一部から300万円を姫路市に寄付した。寄付金は、同市が進める姫路城の保存・活用の発信や誘客促進などの「記念事業」に活用される。
同ファンドは1月10日に取り扱いを開始。6月末までに姫路市内の取引先を中心に38社が利用して募集目標金額の30億円を突破した。
当日、姫路市役所で寄付金贈呈式を開催。みなと銀の武市寿一社長や姫路市の清元秀泰市長のほか、同ファンドの趣旨に賛同して利用した38社のうち16社のトップらが集まり、寄付の目録や感謝状が贈られた。みなと銀の武市社長は「冬の特別公開などさまざまなイベントを企画しており非常に有意義。今後も活性化に取り組む」とあいさつし、姫路市の清元市長は「ファンドを多くの企業に利用してもらい、目標達成できたことは市民を代表して感謝します」と謝辞を述べた。
ファンド利用企業の1社、「城山」の寺尾正会長は「ファンドを活用し、観光のまち姫路としてさらに発展するよう期待する」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 静岡銀、桃鉄金融ゲーム普及へ 地域課題と投資学ぶ
- 金融庁、接触頻度を調査 「ゼロゼロ融資のみ」の取引先対象に
- 野村証券調布支店、課題解決起点で収入倍増 相続・不動産活用切り口に
- 3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%
- 地域銀・信金、内部の「再生人材」育成 外部研修で支援手法学ぶ
- みずほ信託銀、銀座に新たなランドマーク 地権者のビル開発支援
- 金融庁、監督・検査体制を一体化 総括審議官がモニタリング指揮
- 野村AM、地域銀の退職者助言を支援 〝60代だけ〟新部署が始動
- 阿南信金、手束理事が新理事長に 30年ぶりのトップ交代
- 千葉銀・千葉興業銀、「経営統合を含め対話継続中」 一部報道でコメント