広島銀、初のPIF実行 丸伸企業へ1億円

2023.10.25 18:29
SDGs 脱炭素
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広島銀行は10月25日、ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)を初めて実行した。第1号は産業廃棄物処分や建設業の丸伸企業(広島市)に1億円を融資した。


PFIはサステナビリティ支援関連のメニューを拡充し、取引先の事業活動を後押しするため3月に取り扱いを開始した。


グループ会社のひろぎんエリアデザインが国連環境計画・金融イニシアティブの定める原則に基づいて、企業の取り組みを分析しKPI(成果指標)設定をする。第三者意見は、日本格付研究所から取得。融資金額は1億円以上、期間は3年以上から。


サステナビリティ活動が積極的な同社へ可部支店がアプローチした。同社へは2022年9月、サステナビリティ・リンク・ローンを1億5000万円実行した。


同行は30年までに、環境・社会課題の解決に資するサステナブルファイナンスを累計2兆円実行することを目指している。

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