香川銀、品川エリアに出店 東京地区4カ店目
2023.10.23 16:39
香川銀行は10月23日、東京地区で4カ店目となる品川支店を開いた。2020年の新宿支店開設以来3年ぶりとなる新規出店。成長マーケットとして位置付ける東京地区の事業基盤を強めていく狙いだ。
東京地区は、4月に始動した第19次経営計画で、業容拡大・収益拡大を実現する戦略地区としている。東京、深川、新宿に次ぐ拠点の新設により、3月末で総貸出金残高の13%(1950億円)を占める同地区における取引の拡大を図る。
品川支店は、JR大崎駅から約550メートルの場所に建つオフィスビルの11階に入居する。6月末まで東京支店長と東京事務所長だった井本充昭支店長を含む9人で活動する。
同日、関係者とテープカットを行った山田径男頭取は「東京の企業と、地元香川や四国の企業とのビジネスマッチング・取引先紹介など、橋渡しの役割を期待している」と話した。
延床面積268平方メートル。ATMは設置しない。
住所=東京都品川区北品川5丁目9の11大崎MTビル11階
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%