飛騨信組、全国初の温泉むすめコラボ “さるぼぼ”利用促す商品も
2023.10.17 18:14
日本全国の温泉地を擬人化した「温泉むすめ」で地域を盛り上げよう――。飛騨信用組合(岐阜県、大原誠理事長)は10月17日、エンバウンド(東京都)による温泉むすめとのコラボレーションを発表した。飛騨高山温泉を担当するキャラクター「高山匠美」のオリジナルイラストを活用し、地域の魅力発信や地域電子通貨「さるぼぼコイン」の利用促進につなげる。同様のコラボは全国の金融機関で初めて。
「温泉むすめ」は観光庁後援の地域活性化応援プロジェクト。アニメや漫画、音楽など多方面に展開しているため、同信組は「聖地巡礼」に伴う観光振興を期待する。
同信組の制服を着用した高山匠美のオリジナルイラストを作成。23日以降、飛騨・高山観光コンベンション協会に等身大パネルを設置する。また、11月中旬にはさるぼぼコインでしか買えない独自グッズを販売する予定。缶バッジなど計三つの商品を検討する。
企画立案や制作・販売に関して、同協会、電算システム(岐阜県)とも協力した。同信組の経営企画部は、「地元温泉のキャラクターを活用し、地域一体となって盛り上げたい」と話す。(名古屋)
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