七十七銀、海岸防災林を再生へ 新入行員らが下草刈り

2023.10.16 10:25
社会・地域貢献
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下草を刈る村主常務(左から2番目)と若手行員たち(10月14日、七十七 未来の森)
下草を刈る村主常務(左から2番目)と若手行員たち(10月14日、七十七 未来の森)

七十七銀行は10月14日、仙台市若林区荒浜の海岸防災林植樹区画で森林保全活動を行った。新入行員を中心に約50人が参加し、2018年に植樹したクロマツの木の前に生えた下草刈りをした。


荒浜の沿岸地区は、東日本大震災の津波で多くの松林が流された。それを再生しようと宮城県と民間団体が推進する「みやぎ海岸林再生 みんなの森林づくり活動」に同行は賛同。18年9月に0.2ヘクタールの区画にクロマツの苗木を植樹し、「七十七 未来の森~For the Future~」と名付けて育成している。


海岸防災林のクロマツは、津波のエネルギーを弱めるだけでなく、潮風や飛砂から農地や居住地の塩害をやわらげ、緑豊かな生態系を保つ役割も担っている。村主正範常務取締役は「クロマツが防災林として大きく成長するには25~30年かかる。地域を守る防災林に育つことを願って、森林保全活動を行いましょう」と呼びかけた。

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