伊予銀、次世代勘定系システム構築 28年に日立製を稼動
2023.10.12 18:13
伊予銀行は10月12日、日立製作所と次世代基幹系システムを構築することで基本合意した。次世代勘定系システムとして日立製オープン勘定系パッケージOpenStageを採用・構築し、2028年に稼働する。
同行は、自営の勘定系システムを30年以上使用しているが、技術面の老朽化などの課題があることから、基幹系システムの高度化推進に取り組んできた。
OpenStageは、プログラム構造をシンプルにした「記帳決済システム」や、新しいチャネルサービスなどと容易に接続できるゲートウェイ機能を持つ「バンキングハブシステム」で構成されている。日立製作所が静岡銀行と共同開発したシステムをパッケージ化したもので、静岡銀のほかに滋賀銀行と京葉銀行が導入を決めている。
同行総合企画部システム高度化推進室は、「(新システム導入で)お客さまに新機能・サービスをより迅速にご提供していく」とし、幅広い顧客ニーズに応えていく考えを示した。
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