日本カストディ銀、第三者委員会を設置 元取締役の不正行為で

2023.10.12 18:00
事件・不祥事 ガバナンス
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日本カストディ銀行は10月12日、弁護士3人で構成される第三者委員会を設置した。元取締役による不正行為が発生したことに起因するもので、同行の意思決定プロセスなど、ガバナンスの検証と改善を進める。


同行は、三井住友トラスト・ホールディングスやみずほフィナンシャルグループ、りそな銀行などが出資する資産管理専門銀行で、2022年9月末の預かり資産残高は約650兆円。同行は事案検知直後の23年1月に外部弁護士を中心とする調査委員会を設置し、6月に外部委託関連業務で元取締役による利益相反や任務違背などの不正行為があったことを認めている。

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