SMBCCF、短大で金融セミナー　南日本銀が初協力

SMBCコンシューマーファイナンス（CF）は10月10日、鹿児島純心女子短期大学で金融セミナーを開いた。同社鹿児島お客様サービスプラザの呼びかけで、南日本銀行がセミナー開催に初めて協力した。

セミナーには、同短大の2年生約120人が参加した。鹿児島お客様サービスプラザの大迫力氏が講師を務め、ライフプランや計画的な貯蓄の重要性などを説明。将来必要になる資金を具体的にイメージできるよう、生徒自身がライフイベント表を作成する時間も設けた。

資産運用についての解説を南日本銀行営業統括部の竹中功氏が担当した。竹中氏は、日本の低金利環境や物価上昇に触れて投資の必要性を強調。「長期・分散・積み立ての3ポイントを押さえて、資産運用を考えてほしい」と話した。

南日本銀は、SDGs（持続可能な開発目標）の観点や2022年4月の学習指導要領改訂により高校の授業で金融教育が必修化されたことなどから、若年層向けの取り組みを強化したい考え。「セミナーなどの依頼があれば、今後も協力していきたい」（営業統括部）という。