預保、新たな積立目標議論へ、銀行界は可変料率注視
2021.03.26 05:00
預金保険機構は2021年度中に、中長期的な預金保険料率のあり方を検討する場を設置する。預保は「21年度末までに責任準備金を5兆円程度にする」との目標を掲げてきたが、預金の伸び率が想定を上回り、達成がほぼ確実になったため。銀行界は、可変料率の議論がどのように進むかを注視している。 預保は15年3月の運営委員会で、責任準備金を21年度末に約...