きたしん総研、人材活用セミナーに取引先120人
2023.09.21 18:25
北おおさか信用金庫(大阪府、須戸裕治理事長)の子会社・きたしん総合研究所は9月21日、「人材活用セミナー」を大阪府プロ人材(中核人材雇用戦略デスク)と連携して大阪市内で開催した。副業人材などへの関心の高さから、定員を上回る120人以上の取引先が参加した。
同社の小牧義昭社長は「弊社の取引先で、SNSの活用などをサポートする副業人材を採用し、売り上げが2倍以上になった事例もある。今日のセミナーを参考にしてほしい」と挨拶。大阪府プロ人材の乾俊人氏は、中小企業の人材確保支援において、まず経営課題を確認し、必要な「プロ人材像」を明確化した上で経営者の本気度と頭の整理を進めてもらい、副業・兼業など外部人材の活用をサポートしていく方針を明示した。
日本ペトロ(大阪市)の講師は、最近注目されているフィリピン人材の活用について案内。現地における人材の募集・選抜・事前研修から、日本での研修・着任・アフターケアなどの育成体制を説明。パーソルキャリアの担当者は、「副業人材の活用」および「ハイレベル人材の中途採用」について事例を交えて解説した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から
- 筑波銀美浦支店、競走馬への融資に挑戦 事業性融資11%超伸長