金融庁、立ち入り検査を予告 ビッグモーターと損保ジャパンに
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金融庁は9月4日、中古車販売大手のビッグモーターによる保険金不正請求問題を巡り、同社と損害保険ジャパンに対して、保険業法に基づく立ち入り検査を予告した。検査開始は9月中旬以降とみられる。8月末が期限だった報告徴求命令の内容を精査したうえで決めた。検査で問題点が見つかれば、行政処分を出す可能性もある。
ビッグモーターの検査では、保険代理店として保険契約者の保護に欠ける問題がなかったかを調べる。損保ジャパンに対しては、入庫紹介を再開した経緯や、出向者を派遣したことの事実関係などを詳しく調べる。
同庁は7月末、両社と損保6社に報告徴求命令を発出。損保ジャパンを除く6社には、顧客への被害対応状況について報告を求めていた。
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