第四北越銀、県に1000万円寄付 猛暑被害の拡大で
2023.09.04 19:20
第四北越銀行は9月4日、今夏の新潟県内の猛暑や渇水で被害を受けた農家などへの支援のため、新潟県に1000万円を寄付した。殖栗道郎頭取が花角英世・新潟県知事に目録を手渡した。寄付金は被害を受けた生産者への支援のほか、今後も増加が予想される自然災害への対策に活用される。
殖栗頭取は「報道で知る以上に被害が拡大していると聞き驚いた。当行のロゴマークは稲穂がモデル。その稲穂の危機ということで迅速に対応した」と述べた。花角知事は「被害を受けた皆さまへの支援のほか、将来的な猛暑や渇水への対策に寄付金を活用する」とした。
新潟県農林水産部の発表によると、高温・渇水による被害を受けた農作物の作付面積は8月29日時点で820ヘクタールに上る。畜産・水産業でも高温で牛やコイなどが死ぬ被害が相次いでいる。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 西武信金、役員OBが「幕賓役」で活躍 現役時の担当店サポート
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 西京銀、農業分野へ関与強める 出資や行員出向、専門部署も
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- auじぶん銀、1カ月定期の金利9%に 阪神リーグ優勝受け
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- やさしいニュース解説 地域金融機関の預金減少 動き始めた利用者
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- りそな銀 国内初、学習支援預金 公文の授業を一部無償化