日銀、「品目別」物価動向に注目 揺るがない〝0%頂点〟

2023.08.23 04:50
金融政策 日本銀行
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
日本銀行は、「0%付近」が最頻値となっている品目別物価上昇率の動きに注目している。賃金の大幅上昇や企業の収益拡大を主因に、前年比5%程度の伸びを示す品目が多い米欧に対し、日本は低インフレの割合が依然として高い。輸入物価高による影響が色濃く、賃金上昇を伴う形での「2%物価安定目標」達成には道半ばの実態を映す。
高水準のインフレ局面が続く主...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

8月の日銀当座預金残高、517兆6200億円
日銀金沢支店、全体感では「下振れリスクが高い」 9月の金融経済月報
北陸地区の経済概況を説明する大川支店長(奥、9月10日、日銀金沢支店)
マネタリーベース、8月は前年同月比4.1%減 12カ月連続減少
氷見野・日銀副総裁、米関税影響「大きくなる可能性」 不確実性〝引き続き高い〟

関連キーワード

金融政策 日本銀行

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)