桐生信金、大学3年生に仕事体験
2023.08.22 07:38
桐生信用金庫(群馬県、津久井真澄理事長)は8月21日、太田本部に群馬県内外の大学3年生10人を招いて「夏の1Day仕事体験」を初開催した。信金の業務内容を紹介し、就職活動生への情報提供にも生かす狙い。
箕輪啓一・執行役員人事部長兼人財教育センター長が「当金庫でどのような職員がどのような仕事をしているか学んでほしい」と挨拶。札勘体験では、「『現金その場限り』という格言もあり、速さより正確性が重要」と助言を受けた。その後、顧客役に入金伝票を記入してもらうロールプレイングにも挑戦した。

「太田本部見学ツアー」では各フロアを見学し、サーバールームにも入室。預かり資産の提案体験では、顧客設定に基づいて投資信託や保険など、どの商品を勧めるべきか小グループで話し合って発表した。先輩職員との座談会では、信金の業務内容や就職活動全般について自由に語り合った。
仕事体験は29日まで計5日間にわたり開き、総勢50人が受講する予定。2024年2月に再度、開く講座では融資や本業支援など新たなメニューも盛り込む考え。