七十七銀、「地域特化型医療系ファンド」で第1号案件
2023.08.17 19:16七十七銀行は8月17日、芙蓉総合リース(東京都)と日本経営グループの子会社ブルーライン・パートナーズ(同)との3者で共同出資する「東北ヘルスケアサポート第1号ファンド」を通じ、特別目的会社「THS麓山合同会社」へ出資した。同ファンドは4月、東北地区での医療・介護の継続的なサービス提供を支援するために組成され、今回が第1号案件となる。
特別目的会社は、日東病院(福島県)を運営するときわ会(同)が設立。同社が日東病院の土地と不動産を取得し、同ファンドの出資を受けることで施設の建て替えや財務基盤を強化を図る。
同ファンドは総額33億円で、存続期間は12年間。投資対象は5、6社を想定している。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%