秋田県信組、ハチ公生誕100年に活用 100万円寄付

2023.08.01 18:57
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福原市長(右)に目録を手渡す北林貞男会長(左)と藤原理事長(8月1日、大館市役所)
福原市長(右)に目録を手渡す北林貞男会長(左)と藤原理事長(8月1日、大館市役所)

秋田県信用組合(秋田県、藤原保理事長)は8月1日、大館市に100万円を寄付した。2019年度から取り扱う「秋田犬応援カードローン」の収益金の一部を支援金として贈るもので、同市や東京都渋谷区などが運営する周年事業「ハチ公生誕100年」に活用される。


忠犬ハチ公の犬種である秋田犬は、かつて〝大館犬〟と呼ばれ、大館市周辺が原産地という。同事業を通じて渋谷区などと交流し、天然記念物かつ観光資源の啓発・振興を図る。


贈呈式で福原淳嗣市長は「一過性のイベントではなく、事業者のマッチングなどにより、地域の活性化につなげていきたい」と話した。藤原理事長は「秋田犬応援カードローンは好評で、残高に応じた支援を続けて地域の財産を守り伝えていきたい」と語った。


同信組は8月に大館エリアの顧客を連れて東京旅行を実施。ハチ公100周年記念の街歩き体験など交流事業を応援する。

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