大分信金、ケイエールの提供開始 県内信金で初

2023.08.01 18:26
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大分信用金庫(大分県、木村浩樹理事長)は8月1日、取引先に事業者向けポータルサービス「だいしんケイエール」の提供を開始した。信金中央金庫などが開発したサービスで、大分県内信金では初の取り組み。中小企業のデジタル化や業務効率化をサポートする狙いで、100先登録を目指す。


ケイエールの主な機能は、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応した電子請求書の発行や保存ができ、法人インターネットバンキングを契約して情報開示をすれば、資金繰り把握も可能になる。基本機能の利用で月額1650円など料金プランを3段階設定するが、2024年3月までは無料にする。


7月18日に営業店向けウェブ勉強会を実施。全渉外担当者はケイエールの機能などを把握しており、メイン先や入出金の多い事業先などをターゲットに推進する。23年度の業績評価ではケイエールの登録を高く設定して、職員のモチベーション向上につなげる。

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