千葉銀など、業務改善報告書を提出 仕組み債の不適切販売で

2023.07.24 20:47
コンプライアンス 行政処分
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千葉銀行と同行傘下のちばぎん証券、同行とアライアンスを結ぶ武蔵野銀行は7月24日、投資経験や目的などを確認せずに複雑な仕組み債を販売していた問題で、業務改善命令に基づく業務改善報告書を関東財務局に提出した。


3社は調査が広範囲にわたっているとして、改善・再発防止に向けた取り組みや関与者の処分などについては改めて公表するとした。


仕組み債の販売を巡り、証券取引等監視委員会の検査で同証券が金融商品取引法上の適合性原則の違反が認められた。同時に、両行は金融商品仲介業務で求められる投資者保護を怠っていたと判断され、金融庁は6月23日、3社に対し業務改善命令を出した。その際、経営・内部管理体制の強化と経営陣を含めた責任の所在を明らかにするよう、7月24日までに業務改善計画を提出するよう求めていた。

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