山梨中央銀、若手行員が大学で講義 キャリア形成語る
2023.07.14 19:57
山梨中央銀行は7月14日、甲府市の山梨学院大学に若手女性行員2人を派遣、銀行業務などについて講義した。経営学部の2年生と3年生を中心に学生80人が、2人の話す地元企業に就職した経緯などに熱心に耳を傾けた。
同大学経営学部は、今井久教授の担当する「女性とキャリア形成(全15回)」講座で、就職などキャリア形成について考えてもらおうと、地元の女性経営者や起業家など外部講師を招いて講義を行っている。13回目の今回は、民間企業への就職を考える学生が身近な地元銀行に就職した先輩社会人の話を聞き、就職を考えるうえでの参考にしてもらおうと、包括的業務連携協定を結ぶ同行に講師を依頼した。
地方創生推進部と秘書室に所属する2人が登壇。営業店と本部で積んできた経験をもとに、銀行がさまざまな業務に携わっていることや普段はなかなか知ることのできない秘書の仕事を紹介し、1日の流れや苦労話を語った。最後に「興味があることを突き詰めていくことの必要性」や「興味が感じられなくても積極的に触れていくことが大切」などとメッセージを送った。
学生からは給料や育休・産休、結婚後のキャリアなどについて質問が相次いだ。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 春の叙勲 金融界から24人
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高