第四北越銀、ローンの利息から寄付 フードバンクなどへ

2023.07.14 14:06
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石坂常務(中央)が2団体の代表に目録を手渡した(7月14日、第四北越Icotto県庁)
第四北越銀行の石坂貴常務(中央)が2団体の代表に目録を手渡した(7月14日、第四北越Icotto県庁)

第四北越銀行は7月14日、SDGs(持続可能な開発目標)活動の一環で、「職員向けみらい応援ローン」で得た利息から計322万9000円を新潟県フードバンク連絡協議会(山下浩子会長)と、にいがた被害者支援センター(野口祐郁理事長)に寄付した。


同ローンは、新潟県の地方公共団体の職員互助会や企業と提携し、提携先の職員が借り入れた教育ローンなどの利息の一部を、社会貢献活動やSDGsに取り組む団体・事業に寄付する商品。2022年1月に取り扱い開始し、複数の企業や団体と提携している。


寄付金額は22年1月~23年3月末に実行したローンの件数や金額に応じて算出。フードバンク連絡協議会に217万6000円、被害者支援センターに105万3000円を贈呈した。


同行の石坂貴常務は「ローンをご利用いただくことが間接的に地域に役立つ。コロナ禍で厳しい環境にある人々のお役に立てれば」と述べた。フードバンク連絡協議会の山下会長は「新潟にひとり親世帯は約7000世帯で、子供たちは2万人を超える。先日もある子ども食堂に連絡したら『今日子供たちに出した食事の米が最後です』との話だった。ご寄付は大変ありがたい」と感謝した。

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