近畿財務局、関口新局長が就任会見 「関西経済の発展に貢献」
2023.07.07 21:25![](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/onIMG_0472.webp)
近畿財務局は7月7日、同局内で関口祐司新局長の就任会見を行った。関口局長は「関西経済の回復と発展に貢献したい」と抱負を述べた。
1994年4月に大蔵省(現財務省)入省。主計局や理財局でキャリアを重ねたほか、内閣官房内閣参事官では、プレミアム付き商品券の推進や新型コロナウイルス感染症対策に取り組んだ。直近は財務省大臣官房総合政策課長を務めている。
東京都出身で、関西地区での生活は初めてという関口局長。最近子どもの影響で野球にはまっているそうで「在任中に甲子園で野球観戦ができたら」とコメントした。
関西経済について「万博を控え、日本経済変革の先端を走っている」と評価。管内の地域金融機関については「総じて充実した財務基盤を持っている印象」とし、「引き続き企業の資金繰り支援や経営改善支援に取り組んでほしい」と期待を込めた。また、地域金融機関トップとの対話については「できる限り早く話を聞き、共にできることを考えていきたい」と語った。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発