秋田県信組、にんにく収穫手伝う 取引先の農業法人で

2023.06.23 19:29
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ブラウブリッツ秋田のマスコット「ブラウゴン」と農業体験研修を受ける職員を激励する藤原理事長(右、6月23日、しらかみファーマーズ)
ブラウブリッツ秋田のマスコット「ブラウゴン」と農業体験研修を受ける職員を激励する藤原理事長(右、6月23日、しらかみファーマーズ)

秋田県信用組合(秋田県、藤原保理事長)は6月19日から23日まで、しらかみファーマーズ(北秋田市)のにんにく収穫を手伝った。農業体験研修として実施したもので、支店長や新入職員約60人が参加した。同社は建設業3社が出資し、2011年3月に設立した農業法人。同信組は起業研究の段階から携わり、資金繰り支援など多方面からバックアップしている。


最終日の23日には、職員15人に加えサッカーJ2のブラウブリッツ秋田の選手・社員が応援に駆けつけた。機械で刈り取った大量のにんにくを球、根、茎に切り分ける作業を朝から夕方まで行った。しらかみファーマーズの九島平悦専務は「植え付けと収穫時期は農業の繁忙期。アルバイトの高齢化が進み人手が足りないなか、信組職員らの支援はとても助かる」と感謝。


栄養ドリンクを持って藤原理事長と激励へ同社を訪れた北林貞男会長は「理論ではなく、実体験を通じて異業種を学び、事業性評価や地方創生に取り組んでもらいたい」と語った。

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