寺山・日銀北九州支店長が就任会見、地域経済の発展に貢献
2023.06.21 19:35
日本銀行北九州支店は6月21日、6月19日付で就任した寺山大右新支店長の就任会見を開いた。同日付で金融機構局上席考査役に異動した畠中基博前支店長も同席した。
寺山支店長は入行以来、初の地方勤務。「地域の皆さまと意見交換し、北九州・京築地域の経済発展に少しでも貢献していきたい」と抱負を語った。
福岡県出身で、大学入学前まで福岡市で過ごした。小学生の頃、社会科見学で北九州市を訪問。「自動車工場でダイナミックに製造される工程を間近で見学し、とても感動したことを今でも鮮明に覚えている」と話す。
畠中前支店長は「企業が生産性向上に向けて取り組む姿勢を見ることができ、今後の仕事の糧にしていきたい」と振り返る。寺山新支店長には「地域の方々と交流し、実際に見て回り、経済や文化、芸術を感じて、街の発展に協力してほしい」とエールを送った。
寺山 大右氏(てらやま だいすけ) 48歳。98年東大卒、入行、金融機構局企画役、決済機構局企画役、総務人事局企画役、システム情報局システム基盤構築課長、同業務システム開発課長、同システム企画課長。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 【実像】保険会社の出向者引き揚げ、地域銀で窓販縮小の動きも
- MUFG、社員起案の新事業が始動 社会課題解決と収益貢献へ
- 金融庁長官に伊藤監督局長 後任に石田総括審議官 局長級以上9人が全員交代
- 金融庁・警察庁、メールにリンク先貼付禁止を検討 不正アクセス防止へ 「やり過ぎ」の声も
- 地銀、25年度上期の円建て保険 販売予想が一転弱気に
- 横浜銀、分業制でM&A高度化 対応力高め成約3割増
- 山陰合同銀、オムニチャネル化実現 25年度は応対自動化検討
- 地域金融機関、「レビキャリ」活用200件に 登録は180機関に増加
- 八十二銀、医療・介護の承継支援 外部機関と連携強める
- 日銀当座預金、「金利ある世界」で減る地銀 残高動向に業態差