商工中金、2021年3月期決算、コロナ関連融資2兆円超、与信費用も大幅増
2021.06.04 05:00
商工組合中央金庫の2021年3月期決算は、企業の業績悪化に備えた予防的な引当の実施で与信費用が増え、当期純利益が減益となった。コロナ関連融資は2兆2334億円を実行した。 業務粗利益は、1054億円と前年同期比47億円増益。貸出金残高が同1兆2千億円増え、資金利益が改善されたため。当期純利益は同49億円減益の87億円。将来的な業績悪化に...