七十七銀、日本生命と協定 地域のサステナ推進

2023.06.15 18:38
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締結式に出席した七十七銀の小野寺常務(左)と日本生命の秋山常務執行役員(6月15日、本店)
締結式に出席した七十七銀の小野寺常務(左)と日本生命の秋山常務執行役員(6月15日、本店)

七十七銀行は6月15日、日本生命保険とサステナビリティ推進に関するパートナーシップ協定を締結した。両者の知見やノウハウを掛け合わせ、地域で加速する少子高齢化をはじめとした諸問題への対応と、双方の収益拡大を目指す。


主な連携内容は、地域経済の活性化や豊かな社会・生活の実現に関することなど地域のサステナビリティ推進を目的とした3項目。両者はこれまで保険商品の窓口販売を中心に関係を深めてきたが、連携により業界を越えた施策を積極的に展開していく。


具体的には、東北地区に根強い地盤を持つ同行と全国に拠点を持つ同社のネットワークを生かしたビジネスマッチングを構想。個人や取引先企業を対象とした介護予防セミナーの開催や、地域の子供向けスポーツイベントの共催なども視野に入れる。


同行の小野寺芳一常務は「社会が変化するなか、業界を越えた連携が不可欠となっている。連携により効果的な施策を展開していく」とあいさつ。同社の秋山直紀常務執行役員は「地域を支えてきた七十七銀行と手を携え取り組むのは意義深いこと。今後も一層地域のために励んでいく」と意気込んだ。


日本生命が地域銀行と協定を結ぶのは4例目。東北地区では初となる。

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